26日夜から27日未明にかけて富山県内では雷を伴った雨が降り、富山市では落雷が原因と見られる火災が相次ぎました。

富山県では、26日午後から27日未明にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降りました。そうした中、昨夜午後10時すぎには、富山市山田宿坊の一般住宅で屋根から火が出て消防が約1時間かけて消し止めました。また、その1時間後には富山市花木の住宅でも火事があり、実況見分にあたった消防によりますと、いずれも落雷が原因とみられるということです。



富山地方気象台によりますと、富山県では、27日夜のはじめ頃にかけて雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。これまでに降った雨により地盤が緩んでいる所があり、今後少しの雨でも土砂災害の危険度が高まり大雨警報を発表する可能性があるということです。
27日午後6時からの24時間予想降水量は東部西部ともに多いところで80ミリとなっています。