環境省はきょう午前、東京電力・福島第一原発の処理水を放出した後に行った海水中の放射性物質のモニタリングの結果について、「検出できる下限の値を下回り、人や環境への影響がないことを確認した」と発表しました。
東京電力・福島第一原発の処理水は今月24日に放出が始まり、環境省はその翌日に放出された場所の周辺11地点で海水の採取を行い、放射性物質「トリチウム」の濃度を分析していました。
環境省はきょう、その結果を公表し、すべての地点でトリチウムの濃度が検出できる下限の値、1リットルあたり7から8ベクレルを下回り、「人や環境への影響がないことを確認した」ということです。
環境省は今後も当面の間は毎週測定をすることに加えて、さらに検出感度が高い分析も併行して行うなど、モニタリングを徹底するとしています。
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