記録的な暑さとなっている今年の夏。東京都で1世帯あたりの消費支出が、前の年に比べて月平均3700円あまり増えるという試算が出ました。飲み物など暑さ対策の支出が増えたためだとみられます。
「帝国データバンク」の試算によりますと、東京都の7月と8月の家計消費支出は前の年より約0.8%、およそ466億円増加するとみられるということです。一世帯あたりに換算すると、月平均およそ3700円支出が増える計算です。
東京都では今年7月と8月の「猛暑日」が過去最多を更新するなど記録的な暑さの中、▼暑さ対策や熱中症などの医療サービスへ使われた「保険治療」のほか、▼「飲料」などの項目が大きく増加したためだとみられます。
また、今年5月に新型コロナが5類に移行し、行動制限がない夏を迎えたことで宿泊料を含む「教養娯楽」も大幅に増えました。
帝国データバンクはこのような猛暑による支出増加に加え、生活必需品や電気・ガソリン価格の高騰で家庭の節約志向がいっそう高まるという見方を示しています。
注目の記事
東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

防災グッズ、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 初の「後発地震注意情報」発表、去年の「南海トラフ臨時情報」から学ぶ対応

かわいさ=痩せていること?「ありのままじゃ駄目なのかな?」 ”世界トップレベル”に痩せている日本人女性 「ルッキズム」が引き起こす無理なダイエットの危険性

「ひみ寒ぶり」記録的不漁でブリ丼4380円 目当ての観光客も高値に戸惑い 北陸の港町に”経済効果10億円”もいつ富山湾へ

「どうした?」突然姿を消した仲間…瞳孔は開き、脈もなく草原に倒れていた 心臓が止まった後 運命を分けた“5分” 熊本









