青森県の総合防災訓練が4年ぶりに実施されました。十和田市で震度6強の地震が発生したという想定で行われ、感染対策も考慮した対応を確認しました。

4年ぶりの開催となった青森県総合防災訓練は十和田市で震度6強の地震が発生し市街地では多くの建物が倒壊したほか、山間部ではがけ崩れにより孤立集落が発生したという想定で行われました。

訓練には警察や消防、それに自衛隊など約3500人が参加し、ことしは避難場所に感染対策のテントも設置され行われました。

宮下宗一郎知事は土砂に巻き込まれた人の救助訓練などを視察し万が一のさいの対応を確認していました。

※宮下宗一郎知事「この暑さというのは暑さそのものが災害ですから、避難所の暑さ対策というものを課題であるときょうの訓練を通じて感じました」

青森県は今回の訓練で浮き彫りになった課題を関係機関と精査して今後の防災体制強化につなげたいとしています。