江戸時代から昭和初期に作られたとされる着物や和装小物を集めた展示会が盛岡で始まりました。

盛岡市の保護庭園、南昌荘で始まったのは企画展「アンティーク着物~時代を彩る意匠~」です。
市内在住のコレクター鈴木啓明さんがおよそ30年かけて集めた内掛や襦袢、帯やバッグ、かんざしなどの小物、合わせて70点が並んでいます。
展示されたうち最も古い麻の着物は江戸時代のものとされていて、薄い麻の生地に松やもみじが様々な色で描かれ涼しげです。
また古代エジプトを連想させる柄のバッグなど職人の遊び心を感じるデザインのものも並びます。
アンティーク着物展は盛岡の南昌荘で27日まで開催されています。