岩手県内に生息するツキノワグマとの共存について考える検討委員会が25日盛岡で開かれました。

県が設置するツキノワグマ管理検討委員会は学識経験者や、市町村の担当者、猟友会の代表などで構成されています。
25日の会議では県自然保護課から、県内のツキノワグマによる被害の状況や、捕獲状況などについて報告がありました。
県内では今年度これまでに死者1人を含む19件の人身被害が発生しています。
出席者からは「クマに襲われた原因をより詳しく探るなどもう一歩踏み込んだ対策が必要なのではないか」といった意見が出されました。
県は山に入ることが多くなる秋のシーズンに向けてさらなる注意喚起のためキャンペーンを行うことを検討しています。