旬の魚や果物、花などを市場の担当者に紹介してもらう「市場で旬みっけ!」。今回は、福島県南会津の特産品「南郷トマト」です。おいしいトマトの選び方、期間限定メニューも紹介します。
夏野菜の代表、トマト。中でも高い糖度で知られる南会津特産の「南郷トマト」が、いま、旬の時期を迎えています。
今回も、福島市公設地方卸売市場へ。
全国でも高く評価されている「南郷トマト」。南会津地方は標高が高く、昼と夜の寒暖差が大きいため、おいしいトマトを作る環境が整っているといいます。
福島中央青果卸売・菅野誠さん「特徴としてはみずみずしい。果肉とさわやかな甘さが特徴のトマトとなっています」

今年は例年よりも暑い日が多くなり、夕立で雨もあったことからトマトの生育は順調で数も多いそうです。
菅野さん「味もバリバリ乗っていますよ!」
というわけで、一口いただいてみました。
松井綾乃アナウンサー「いただきます!おいしいです、食べ応えがすごい。果肉感がある。甘さもあって酸味もあって、バランスがいいってこういうことですかね」
菅野さん「それが南郷トマトなんですよ」

せっかくなら、もっとおいしいトマトを食べたい!という方は、トマトのヘタの反対側を見てください。放射状の線が入っているのを見たことがありますか?
菅野さん「スターマークというんです。別名は維管束。これは、トマトに養分を送る管としての役割があります。」
松井アナ「じゃあこのスターマークが濃い、太いほうがいい」
菅野さん「大正解です!太くて長くて均一なものがより養分がいっているトマトということですね」
