女子やり投決勝で、4位から大逆転での金メダルを獲得した北口榛花(25、JAL)が喜びを語った。最終投てきで66m73をマークし、4位からトップに立った北口。トラック種目では日本人初、フィールド種目では女子初の金メダルの快挙で、前回大会の銅メダルに続き、2大会連続での表彰台となった。
Q.1番光るメダルが胸に輝いています。今どんな気持ちですか?
北口:興奮し過ぎちゃってよくわかってないんですけど、最後の投てきで自分が投げられるって信じて良かったなって思いましたし、5投目までで終わっていたら本当に後悔すると思っていたので、必死に投げてよかったなと思います。
Q.世界のNO.1です。
北口:本当はもっと時間がかかると思ってたんですけど、こうして(メダルを)と獲ることができて、今まで頑張ったのが本当によかったなと思いますし、自分が必ず歴史を作るというふうに決めて、ここにやってきたので、本当に辛いことたくさんあるんですけど、でも今日だけは本当に世界で一番幸せです。
Q.その歴史を一緒に作ってきたシェケラックコーチになんて伝えたいですか?
北口:ずっと投げられる、投げられるって試合中も言ってて、ちょっと興奮しすぎてちょっと大丈夫かなって思ってたときもあったんですけど、でもここにくるまでちょっとあまりスケジュールどおりにはいかなかったりしたんですけど、ちゃんと練習してたことを出せた自分を褒めたいです。
Q.6投目でトップに輝きました。どんな思いで、どんな気持ちを込めて投げたんでしょうか?
北口:6投目で自分が4位に落ちてたので、これだと去年のことをやりかえされたなと思ったんですけど絶対自分が1番になると思って自分は6投目、必ず良い記録が出ると思ってピットに立ちました。
Q.そして、今日はご両親もスタジアムに応援にきていたんですよね?
北口:両親もきてくれましたし、チェコの一緒に練習しているチームメートもきてくれましたし、コーチの家族もきてくれて、チェコからもたくさん応援してくれてるというふうに聞いたので、なかなかみんなが一堂に集まれる機会はないので、この前で金メダルをとれたことが嬉しいです。
Q.みんなにあったらなんとまず声をかけましょうか?
北口:えーーー「やったー」ですかね。わかんないです(笑)。
Q.今世界のトップに立ちましたけども次はどんな姿を私たちに見せてくださいますか?
北口:この後もシーズン続きますし、来年はオリンピックもあって、その次は東京の世界陸上(2025年)もあるので、トップで居続けることは簡単ではないですけども、出来る限りトップで入れるように努力したいと思いますしそのために皆さんも応援してくれたら嬉しいです。