■第19回世界陸上競技選手権大会 第6日(日本時間25日、ハンガリー・ブダペスト)
男子200m準決勝に鵜澤飛羽(20、筑波大)と飯塚翔太(32、ミズノ )が出場。1組の選手がサブトラックからスタジアムに移動するカートの衝突事故にあい、異例の2組からのスタートとなった。3組の鵜澤は20秒33で5着、最後のスタートとなった1組の飯塚は20秒54の7着で決勝進出条件(各組2着以内プラス3着以降はタイム上位2人)を満たすことができず準決勝敗退。2017年ロンドン大会のサニブラウン アブデルハキーム以来の決勝進出はならなかった。
飯塚と同組で2連覇中のN.ライルズ(26、アメリカ)は19秒75で決勝進出。今大会は100mも制していて、2015年北京大会のウサイン・ボルト(ジャマイカ)以来の2冠を狙う。
決勝は大会7日目、日本時間26日午前4時50分から行われる。
【男子200m 決勝進出者】
N.ライルズ(26、アメリカ)19秒76
K.ベドナレク(24、アメリカ)19秒96
L.テボゴ(20、ボツワナ)19秒97
E.ナイトン(19、アメリカ)19秒98
Z.ヒューズ(28、イギリス)20秒02
A.オガンド(23、ドミニカ共和国)20秒02
A. ド グラス(28、カナダ)20秒10
J.ファンブレー(21、リベリア)20秒21
A.ハドソン(26、ジャマイカ)20秒38 ※カート事故の影響による救済措置