全国で最下位となる見通しの岩手県の最低賃金を巡って、労働組合団体からの異議の申し立てを受けた岩手地方最低賃金審議会が24日に開かれ、これまでの議論の通り「893円」とする結論が出されました。
県内の学識経験者や労働者、使用者の代表でつくる岩手地方最低賃金審議会は今月8日、過去最高となる「39円」引き上げて「893円」とすることを岩手労働局に答申していました。この額が全国で最下位となる見込みであることから、「いわて労連」など7団体は23日までに引き上げを求めて異議申し立てを行いました。これを受けて開かれることが決まった24日の審議会の前には、いわて労連のおよそ20人が横断幕などを掲げて最低賃金の引き上げを求めました。審議会では、「これまでの審議の中でできる限りの議論を尽くした」などとして今月8日の答申通り「893円」が適当との結論が出されました。新しい最低賃金は10月4日から適用される予定です。
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