搭乗者名簿に民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏の名前が載ったプライベートジェット機がロシア西部で墜落しました。ワグネルに近いSNSのチャンネルはプリゴジン氏が死亡したとしています。

ロシア西部トベリ州で23日、プライベートジェット機が墜落しました。

ロシアの非常事態省によりますと、ジェット機には乗客乗員あわせて10人が搭乗していて、全員死亡したということです。

航空当局は搭乗者名簿にロシアで反乱を起こしたワグネルの創設者プリゴジン氏の名前があったとしていますが、本人が実際に乗っていたかどうかは確認されていません。

一方、ワグネルに近いSNSのチャンネルはプリゴジン氏について「ロシアの裏切り者の行動により死亡した」と投稿。墜落原因をめぐっては、撃墜や機内での爆発など様々な憶測が飛び交っています。

一方、墜落について報告を受けたアメリカのバイデン大統領は次のように話しました。

アメリカ バイデン大統領
「前に聞かれた時、私なら飲み物や乗り物に気を付けると言いましたよね。何が起きたかはわからないが、驚きはしません。(Q.プーチンが背後にいると思いますか)プーチンが背後にいない案件などロシアではあまりない。ただ答えはまだわからない」