ミサイル発射を受けた政府の対応について、国会記者会館から報告です。

岸田総理はさきほど総理官邸に入り、「弾道ミサイル技術を使用した発射」だとしたうえで、現時点で被害は確認されていないと明らかにしました。

岸田総理
「本日北朝鮮が弾道ミサイル技術を使用した発射を行いました。現在、被害等は報告・確認されておりませんこれから詳細について説明を受けます」

岸田総理は「衛星の打ち上げかどうかも今分析中」と語りました。これに先立ち、岸田総理は▼国民に対する迅速、的確な情報提供や、▼航空機、船舶などの安全確保を徹底するよう指示しています。

北朝鮮のミサイル発射に備え、政府は、沖縄県の陸上自衛隊那覇駐屯地、宮古島、石垣島、与那国島に地対空誘導弾=PACー3の部隊が展開しているほか、東シナ海には迎撃ミサイルを搭載したイージス艦が派遣され、迎撃の態勢をとっていました。

政府は先ほどからNSC=国家安全保障会議を開き、ミサイルの分析や今後の対応について協議しています。