東京電力・福島第一原発に溜まる処理水について、東京電力は24日午後1時ごろにも海への放出を始めることを検討しています。

福島第一原発に溜まり続ける処理水をめぐっては、政府が24日にも海への放出を開始することを決めています。

これを受けて、東京電力は海水で薄めた処理水に含まれるトリチウムの濃度を測定するなど、放出に向けた最終的な準備を進めています。

東京電力はこの測定結果と気象や海の状態に問題がなければ、24日午後1時ごろにも処理水の放出を始めることを検討しています。

東京電力は初回分として、24日から7800トンの処理水を17日間にわたって放出する予定で、今年度はタンク30基分ほどの3万1200トンの処理水の放出を計画しているということです。