原発の使用済みの核燃料を一時的に保管する中間貯蔵施設の建設に先だった調査に向けて、中国電力は23日、山口県上関町民に概要を知らせるチラシを配り始めました。
チラシは、中国電力上関原発準備事務所が毎月、戸別訪問して配布している広報誌とともに、23日から配り始めました。中間貯蔵施設の建設に向けた調査の概要や多くあった質問の回答が記されています。中国電力では8月中に町内の約1000世帯での配布を終えることにしています。
中国電力上関原子力発電所準備事務所 内冨恭則広報部長
「現時点では調査をやっていく段階、これから検討もしていきますが、具体的には中間貯蔵施設が何物かということなどは丁寧にお会いしながら、説明していきたい」
また中国電力は、地質などを調べる現地調査に向け、敷地内の森林を伐採するため、21日町へ伐採届を提出しました。準備に1か月以上かかるため、現地調査の具体的な開始時期は今のところ未定としています。














