■第19回世界陸上競技選手権大会 第4日(日本時間23日、ハンガリー・ブダペスト)
男子走高跳の決勝は予選を1位タイで通過していた赤松諒一(28、アワーズ)が2m25で8位入賞。前回大会を2m27で8位入賞を果たした真野友博(27、九電工)に次ぐ日本勢2人目の入賞となった。
選手紹介で笑顔を見せ落ち着いた様子の赤松は最初の2m20を1回でクリアすると、2m25も完璧な踏切でクリア。力強くガッツポーズを見せて予選から7本連続で成功させた。
入賞が濃厚となる2m29では、この日初めて観客に拍手を求めたが1回目は失敗。表情を曇らせながら挑んだ2回目も跳び急いでしまい失敗となった。残る1回の跳躍は、踏切がうまくいかずに失敗。それでも試技回数が少なかった赤松が8位入賞を果たした。