新潟駅・万代・古町の「にいがた2km」のにぎわい作りには、利用しやすい公共交通が欠かせないと新潟市の中心商店街が、バス料金の均一化などを新潟市に要望しました。
新潟市の中原市長に要望書を提出したのは、古町・本町の7つの商店街と、2つの事業者で構成する組合です。

「にいがた2km」は新潟駅・万代・古町のエリア一体を活性化するものです。

このエリアで運行している新潟交通のバスの運賃は新潟駅から万代シティの区間が100円。一方、古町まで乗車すると210円になります。

この運賃、9月には古町までが260円に値上がりすることが決まっています。

商店街組合はエリア内での行き来を活発にするためにエリア一体のバス運賃を260円以下の均一料金にしてほしいと要望しました。

【新潟中心商店街協同組合 前川周作 理事長】「260円で『にいがた2km』間を移動するのは非常にハードルが高くなるのではないかなという懸念。特別な料金設定を考えていただけないかなと」

また、来年春に開業する新潟駅直下バスターミナルに合わせて、駅南方面と古町を繋ぐバス路線の新設も求めました。

なお、駅の南北を結ぶバスの運行については、今年5月に駅南の3つのコミュニティ協議会が新潟市と新潟交通に要望を行っています。