
小園海斗 選手
「積極的にやっていくっていうのは、本当に勇気も要ることですけど、自分はそこの長所っていうのはあると思うので、そこは忘れずにやっていけているんじゃないかなと思います。打てなかったら、守備だったりとかもそうですし、次の打席で取り返してやるっていう気持ちでやっていますし、そこは変わりないかなと思います」

小園は、7月には9打点、8月もランナーをしっかり還すバッティングで存在感を発揮すると、その勝負強さを買われて、8月15日の阪神戦では3番で出場。しかし、小園は打順に関係なく、後ろに “つなぐ” 気持ちを持って打席に入っています。

小園海斗 選手
「やっぱり、そのとき、そのときで、1番でもチャンスが回ってくることもありますし、まあ、1番は最初に回ってくるので、あれですけど、本当に(打席に)入っていく気持ちっていうのは変わらないですし、なんとか後ろにっていうのは、自分も思っているので」

その “つなぐ” 意識が現れたのが、8月16日の阪神戦。フルカウントから6球をファウルで粘り、最後はフォアボールで出塁。そのあと、後ろに控える 上本崇司 のタイムリーにつなげることができました。
小園海斗 選手
「追い込まれたら、やっぱり、ああいう粘りっていうのも大事ですし、次に “つなぐ” ことも大事かなと思っているので、そこは、そのとき、そのときにおいて冷静にできているんじゃないかなと思います」

リーグ終盤、正念場を迎えている新井カープ。小園もその積極性でチームを引っ張ることを誓います。
小園海斗 選手
「やっぱり積極的にプレーすることによって、本当にチームの流れも変わると思いますし、本当にそういうところで先頭に立っていけるように、そういう気持ちを持ってやっていけたらいいかなと思います。一戦一戦、大事だと思うので、1プレー、1プレーを大事にやっていけたらいいかなと思います」
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RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
ぼくも現役時代、どちらかというと積極的に行くタイプで、それがちょっとダメなのかなと思って、けっこう考えている時間があったんですけれども、当時、東出輝裕さん(現在 2軍コーチ)に「おまえは行かなきゃ、ダメだからね。こっちで手綱引いているから行け。行き過ぎたら、こっちで止めるから」と。そういう先輩が今、たくさんいるんですよね。なので、自分のよさっていうのは忘れずにどんどん積極性を持って戦っていってほしいなと思いますね。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)