トップ棋士がトーナメント方式で競う将棋日本シリーズの公式戦が19日、新潟市で行われ、永瀬王座が山崎八段に勝利し、準決勝進出を決めました。

新潟市産業振興センターで行われたのは将棋日本シリーズJTプロ公式戦の2回戦です。4年連続4回目の出場となる永瀬拓矢王座と1回戦で羽生善治九段を破った山崎隆之八段が対戦しました。
対局の様子を間近で観戦できる公開対局と持ち時間10分という早指しが特徴のJT杯。会場に集まったファンは棋士のすぐ脇で行われる大盤解説を聞きながら、かたずを飲んで熱戦を見守りました。
対局は147手で永瀬王座が勝利。永瀬王座は準決勝で前回覇者の藤井聡太七冠と菅井竜也八段の勝者と対戦します。