岩手県奥州市の江刺りんごで収穫時期の最も早い品種「紅ロマン」の初競りが19日行われ、最高ランクのものは1箱18万円で落札されました。

 競りにかけられたのは今月8日に収穫が始まった江刺りんごの極早生品種「紅ロマン」です。今年は開花の時期に霜が降りた影響などで例年よりも小玉傾向ではあるものの、皮の色が濃くて糖度も高い高品質となっています。
 盛岡市中央卸売市場で行われた競りの結果、最高ランクの「秀」は1箱28玉入りが去年より3万円高い18万円で落札されました。収穫は今月22日ごろまで続き、JA江刺は今年度1万1000ケースの出荷を目指しています。
 「紅ロマン」は19日から県内外のスーパーなどで販売されています。