■第19回世界陸上競技選手権大会 第1日(日本時間19日、ハンガリー・ブダペスト)
今大会1500mと5000mの2種目にエントリーしている田中希実(23、New Balance)が最初の出場種目1500m予選で4分04秒36の1組6着。各組6着までが進むことができる準決勝へ進出した。
1組に登場した田中は内側から前に出て先頭でレースを作る。ヨーロッパ勢に一時トップをゆずるも残り1周で再び先頭に。オランダのS.ハッサン(30)らのスパートについていけず順位を落としたが、6着で準決勝進出を決めた。田中のタイムは今季自己最高の4分04秒36。
初出場の後藤夢(23、ユニクロ)はスタート直後から後方で様子を伺ったが、速いレース展開についていけず、3組の12位、4分10秒22で予選敗退。1500m、5000m、1マイルで世界記録を持つF.キピエゴン(29、ケニア)は余裕の走りを見せ、予選2組をトップ(4分2秒62)で準決勝に進んだ。
準決勝は大会2日目の日本時間21日午前0時05分から行われる。