道路沿いなどを中心に全国的に繁殖が進み、貴重な在来種の植物の生育に影響を及ぼしている外来植物「オオハンゴンソウ」の駆除活動が、18日岩手県雫石町で行われました。

駆除活動には、環境省や雫石町の職員、ボランティアなどおよそ30人が参加しました。
「オオハンゴンソウ」は北米原産のキク科の植物で、旺盛な繁殖力から、在来種の生育に影響があるとして、国が2006年に特定外来生物に指定しています。
参加者は4つの班に分かれ、雫石町の「滝ノ上園地」周辺のオオハンゴンソウを、根元から次々と抜きとり、2時間の活動で、1800本あまりを駆除することができました。
オオハンゴンソウは、県内でも道路沿いや湿原などに多く見られ、駆除活動は2015年から毎年実施されています。
次週は雫石町内の県道212号・奥産道ゲート周辺でも行われます。