バスの運転手になりたい人を増やそうという試みです。
宇部市で「路線バス運転体験会」が行われました。
体験会は宇部市交通局がバス運転手のなり手不足解消につながればと開いたもので今年2回目となります。きょうは20歳代から60歳代までの6人が参加しました。
参加者は実際に自動車学校の教習コースを運転したり、現役の運転手から話を聞いたりしました。
1990年代には子どもに人気の職業だったというバスの運転手は、利用者の減少で収入が減り、2010年代以降は団塊の世代が退職を迎えたこともあって不足しています。
大型トラック運転手経験あり(40代)
「乗ってる人がいるって考えると、ブレーキとかアクセルとか揺れないかとか、常に気をつかわないといけない大変なお仕事だというのはすごく感じました。前向きには考えてみます」
「(バス運転手になる可能性は)70%ぐらいですかね。小さいころからバスの運転手になりたいなと思っていましたので」
来年には運転手の待遇改善を盛り込んだ法律も施行されることになっています。
宇部市交通局 村上正和次長
「交通局に限らず、どこの事業者さんも工夫しながら運転手さんの待遇を改善していくことを第1次的に考えながらしっかり運転手確保に努めていきたいと思います」
運転体験会は11月にも行われる予定です。














