メジャーリーグで活躍する花巻東OBのブルージェイズ・菊池雄星投手、エンゼルス・大谷翔平選手は、日本時間きょう行われた試合にそれぞれ出場しました。

自身初となるメジャーでの2桁勝利を目指し、本拠地でのフィリーズ戦に先発登板した菊池。初回先頭打者のシュワバーを三振に斬って取るなど好調な立ち上がりを見せます。

3回には2人目のソーサにセンター前ヒットを打たれるも、後続をしっかりと断ち得点を許しません。

しかし6回でした。先頭のソーサに再び出塁されると、続くロハスにレフトへのツーベースヒットを浴びて1点を失います。菊池は後続を3者連続凡退に仕留めたところでマウンドを降りました。

チームはこの裏、すぐさま同点に追いつき8回には逆転して勝ったため、菊池に勝敗は付きませんでしたが、6回1失点の好投もむなしく2桁勝利はお預けです。

一方、プレーオフ進出へ負けられない試合が続くエンゼルス。敵地でのレンジャーズ戦に大谷は、2番・指名打者で出場しました。

第1打席、ファーストゴロかと思われましたが…全力疾走を見せセーフ!内野安打で出塁し勝利への執念を見せます。

しかしその後は、5回の第3打席に2アウト1、2塁のチャンスで三振に倒れるなど、大谷はこの試合、4打数1安打に留まりました。チームもレンジャーズに連敗で借金は今季ワーストの「3」。プレーオフ進出が厳しい状況となっています。