鳥取県などで被害をもたらしている台風7号は当初の予定より西へ進み、新潟県内からは離れる見込みで、交通などに大きな影響は出ていません。

台風7号は午前9時現在、石川県の能登半島沖にあり、新潟地方気象台によりますと当初の予想より西へ進んでいて、新潟県内に接近する可能性は低くなりました。それでも朝から風は強まり、新潟県津南町や上越市で最大瞬間風速16メートルを超える風が吹きました。

JR東日本によりますと午前11時現在、新潟県内の在来線で運休や遅れはないということです。一方、空の便ではピーチの関西空港行きの便が欠航に、佐渡汽船では小木~直江津航路のカーフェリーの午前の便が欠航になりました。
「台風が直撃したらと心配なことがありましたが、直撃しないから安心ですね」「思ったより台風がずれてくれたので良かったです。気になっていましたね。新潟県は良かったけど、他の地域では大変なところがあるので、大変だなと思います」

新潟地方気象台は上、中、下越で急な強い雨に注意を、下越と佐渡は高波に、佐渡は強風にも注意するよう呼びかけています。