新潟が生んだハイジャンパーが世界へ挑みます。世界陸上・ブダペスト大会に出場する走り高跳びの長谷川直人選手(26)が「新潟出身の僕の頑張りで勇気をもらってくれたら」と意気込みを語りました。

理想のジャンプをイメージしながら自らの動きを確かめていたのは、新潟アルビレックスランニングクラブ所属で、陸上・走り高跳びの長谷川直人選手(26)です。

先月のアジア選手権で4位となるなど成績を残し、19日からの世界選手権に初出場を決めました。開催地ハンガリー・ブダペストへの出発を前に11日、意気込みを聞きました。

【坂部友宏キャスター】「世界陸上、出場おめでとうございます」
【長谷川直人選手】「ありがとうございます。ずっと目指していたところなのでドキドキ、ワクワクしていますし、決勝に残れるかという不安もちょっとあるんですけど、今は楽しみでしょうがないです」

長谷川選手は新潟市北区出身。新潟医療福祉大学時代には日本インカレを制するなど日本のトップレベルで活躍してきました。

走り高跳びを始めて12年。常に新潟を拠点に、専門のコーチをつけずに力を磨いてきた長谷川選手ですが、その成長の理由は「まわりの関係者に支えられていること」だと話します。

【長谷川直人選手】
「新潟県の陸上関係者の方々とも信頼のようなものができてきてるのかなと感じています。新潟で僕がずっとやってこれて、世界の切符を手にしたというところで、わざわざ県外にいかなくても新潟というところで、世界を目指せるのを証明できたのかなと思っています」

そんな長谷川選手には世界陸上へ絶対に持っていくものがあるそうです。