明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟は12日、ホームでリーグ最下位の湘南ベルマーレと対戦。2点を追いかける苦しい展開の中、MF高木善朗のゴールで追いつき引き分けました。
試合は前半10分、アルビの右サイドから湘南のMF山田直輝にクロスを入れられると、中央でFW大橋祐紀にスライディングで押し込まれて先制点を奪われます。
さらに前半26分には、アルビDFトーマス デンと湘南の大橋が競り合い、トーマス デンが倒れますが、ノーファールの判定。こぼれたボールを大橋がラストパス。中央のFWディサロ燦シルヴァーノが右足で流し込み2点差となります。
ボールを保持できるものの崩し切ることができないアルビは、後半スタートからMF高木善朗、さらに後半途中には、この夏に加入したFW長倉幹樹を入れるなど、打開を図ります。
すると後半30分でした。MF松田詠太郎のパスを受けた長倉がキープしてボールを落とすと、受けたMF島田譲がラストパス。MF高木が右足を振り抜いて1点を返します。
さらに、後半48分。右サイドバックのDF新井直人が自陣からスルーパス。FW鈴木孝司が抜け出し折り返すと、そこにいたのはMF高木!またも右足を振り抜いて、起死回生の同点ゴールを叩き込みます!
試合はこのまま終了。アルビは湘南ベルマーレと2対2の引き分けになりました。