世界のトップ16チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグの男子予選ラウンドが日本時間9日、ブラジルで開幕した。フィリップ・ブラン監督(62)の初陣となる日本代表(世界ランク11位)は、オランダ(同16位)にセットカウント3ー1の逆転勝利で好スタートを切った。(22-25、26-24、25-22、25-17)

試合前日の8日、日本バレーボール協会は出場予定だった202センチの髙橋健太郎(27)の新型コロナウィルス陽性を発表。現在は隔離措置を取ったうえで医師による適切な対策のもと療養中とのこと。予選ラウンド第1週の出場選手登録期限はすでに過ぎているため、日本は選手の交替を行わずに13名で挑むことになった。

髙橋健は試合前、自身のSNSで「沢山のご心配のメッセージなど本当にありがとうございます。また、期待して下さった方々を裏切るような形になって大変申し訳なく思っております。今日からVNLがスタートしていきますので、日本チームに更なるご声援のほどよろしくお願いします」とコメントした。

開幕戦でスタメンに起用されたのは西田有志(22)、小野寺太志(26)、キャプテン石川祐希(26)、髙橋藍(20)、山内晶大(28)、関田誠大(28)、山本智大(27)の昨年の東京五輪で29年ぶりのベスト8を果たした7名。

西田選手

第1セット、石川や西田を中心に攻撃するも平均身長2mのオランダの高さに苦戦。第1セットを先取されると2セット目、ブラン監督はこの日シニア代表デビューとなった村山豪(23)を投入。192センチの村山がジャンプ力を活かしたブロックなどで逆転。流れを引き寄せた日本は石川、西田、村山、髙橋藍の4人が二桁得点と活躍し、そのまま勝利。開幕戦を白星スタートとした。


逆転勝ちした石川は「反省する点は多いですけど、まず勝ち切れたってことで。誰が出てきても活躍できるというチーム作りをしているので機能したのかなと思います」と試合をふり返った。両チーム最多25得点の西田は「1セット目みたいな状況が生まれる中で、どういう風に打開策を作っていくのか、明日、明後日で新しくしていかないといけない」と前を見据えた。


次戦は日本時間10日、世界ランク23位の中国と対戦する。