人口減少と高齢化が進む地域を盛り上げようと地元の小学生と大学生が駅舎の壁に描いたアートが完成し、8月11日、お披露目式されました。
浜松市天竜区のJR飯田線浦川駅。駅舎の壁に描かれているのがこのたび、完成した壁画アートです。高さ1メートル、幅5メートルの画の中には、豊かな自然や伝統芸能「浦川歌舞伎」といった浦川地区の魅力が詰まっています。この壁画は地元の浦川小学校の児童8人と静岡文化芸術大学の学生などがおよそ半年かけて制作しました。
<静岡文化芸術大学1年 高瀬詩音さん>
「浦川の象徴である飯田線や浦川歌舞伎や浦川の一番の魅力であるきれいな川などの自然を存分に詰め込んで描きました」
<浜松市立浦川小学校5年 山下大翔さん>
「小さく魚を描いたから細かいところ描くのが大変だった。浦川の駅が明るくなったから、人がたくさん来たらいいなと思う」
11日は完成を記念して、画を描いた児童や大学生をはじめ、関係者およそ30人が集まり、記念撮影などをして完成を祝いました。
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