10日の富山県内も朝から危険な暑さとなりました。県内3つの観測地点で観測史上最高気温を更新し5年ぶりに39℃まであがりました。

富山県内は高気圧に覆われ気温が上がり、富山市の八尾で39℃、砺波で38.8℃南砺高宮で38.6℃と観測史上最高を更新。

県内で39℃を記録したのは2018年8月22日以来5年ぶりです。午後12時47分に観測史上最高気温を更新した砺波市では…。

記者:「午後2時の砺波市内、温度計は40.9℃をさしています。立っているだけで汗が噴き出してくるような暑さです」

街の人:「暑いですね。冷たければいいけど温い風。サウナ入ってる感じでね。目玉焼き作れるわ。道路で」

記者:「駅周辺、暑さの影響でしょうか。人の姿全く見られません」

連日続く猛暑日で砺波駅前の商店街は人通りが少なく、飲食店やカフェへの客足も遠のいているといいます。

飲食店の人:「異常なことし暑さですから、なおさら人が少ないような気がします。なかなかみなさん(外に)出れないもの、この暑さじゃ。お年寄りもよくおいでるんですけど、この暑さでお昼全然来られないし、子どもも夏休みだから普通おいでるんですけど全然いない」

カフェの店員:「何となくコロナよくなってお客さんの足が戻ってきたところにこの猛暑。ちょっと厳しいですよね」

チューリップテレビが富山県内の消防に確認したところ、きょう午後5時までに40代から80代までの男女12人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。

11日の予想最高気温は富山が37℃、高岡市の伏木が36℃で環境省などは11日の県内にも熱中症警戒アラートを出し十分な対策を呼びかけています。