3日間にわたり台湾を訪問した自民党の麻生副総裁が、「戦う覚悟を持つことが抑止力になる」と発言したことに中国が激しく反発しています。麻生氏の発言の狙いとはなんだったのでしょうか。
自民党 麻生太郎 副総裁
「戦う覚悟です。お金をかけて『防衛力』持っているだけではダメなんだ。台湾海峡の安定のために、それ(防衛力)を使うという意思、 明確な意思を相手に伝えて、それが『抑止力』になる」
きのうまでの台湾訪問中、軍事的圧力を強める中国を念頭に、「戦う覚悟」という強い言葉を使った自民党の麻生副総裁。「日本、台湾、アメリカをはじめとした有志国に強い抑止力を機能させる覚悟が求められている」と訴えました。
中国を刺激する発言ですが、“突然出た発言ではない”と麻生氏の周辺は話します。
麻生氏周辺
「外務省と相談した上での発言だ。岸田総理の口からは言えないから、麻生さんが言うべきだと判断した」
きょう、磯崎官房副長官は…
磯崎仁彦 官房副長官
「議員、政党の活動についてということでございますので、政府としてコメントすることは差し控えさせていただきたい」
一方、中国側は麻生氏の発言に激しく反発しています。
中国報道官
「身の程知らずで、でたらめを言っている」
今回の発言に、与野党からも懸念の声が相次いでいます。
立憲民主党 岡田克也 幹事長
「非常に軽率な、そして最終的には国民の命と暮らしを預かってるのは私たち政治家なので、軽々にそういったことを言う話ではない」
今月末、山口代表の中国訪問を控える公明党からも…
公明党幹部
「中国を明らかに刺激している。本来なら避けて欲しかった発言だ」
一方で、麻生氏の周辺は“狙い通りの効果が出ている”と強調します。
麻生氏周辺
「今回の麻生さんの発言で、台湾での戦争リスクは下がる。中国という国は、弱い国を徹底的に攻めるからね」
岸田総理は来月上旬、中国の李強首相と首脳会談を行う方向で調整していますが、緊張緩和となるのでしょうか。
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