<滝澤悠希キャスター>
無免許運転をしていた中山真珠県議をめぐる問題です。取材を担当している坪内記者です。
<坪内明美記者>
中山県議に対しては辞職を求める動きが広がっています。今回は失効を自覚しながらの無免許運転。倫理観の問題だけでなく法的にも厳しい対応を迫られます。
<中山真珠 県議>
「心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」
無免許運転で謝罪会見を8月8日開いた中山県議。
現役の政治家でありながら、法律を守るという意識の低さが問題になっています。
<中山真珠 県議>
「免許証の失効から3か月間は復帰が可能だと聞いて、その間は乗っても大丈夫なのかなと勘違いをしておりまして」
これまでの説明によって、中山県議は免許の失効を自覚しながら運転をしていたという事実が明らかになっています。免許の失効自体は罪に問われるものではありません。しかし、無免許の状態で運転してしまうと、大きなペナルティが待っています。無免許運転は検挙されると違反点数が25点プラスされます。これは酒気帯び運転と同じ点数で、最短でも2年間は免許の再取得ができなくなります。
さらに道路交通法違反の罪に問われ、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。交通問題に詳しい弁護士は、無免許運転の重大性を次のように指摘します。
「日本の道路交通行政での中での無免許運転に対する危険性の見方というのは、最も強い、最も強烈だということ。県会議員さんだからどうとかいう前に、一般のドライバーとしてそういう評価で見られていますよと」
もし無免許状態で事故を起こせば、酒酔い運転や麻薬を使用した運転と並ぶくらい悪質と評価され、運転手自身に保険は適用されなくなります。無免許運転は危険な違法行為であることを忘れてはいけません。
<滝澤悠希キャスター>
無免許運転が明らかとなった中山真珠県議をめぐる動きを県政担当の坪内記者とお伝えします。今後、どうなっていくでしょうか。
<坪内明美記者>
県議会では、辞職を表明していない中山県議への対応を協議しています。
県議会最大会派の自民改革会議は、辞職勧告決議案を提出する方針です。
一方、中山県議が所属していたふじのくに県民クラブは、辞職勧告決議が提出されれば自主投票になる見通しです。公明党県議団は、自民改革会議の決定に同調する予定です。
<滝澤悠希キャスター>
辞職勧告決議案は、可決される見通しですか?
<坪内明美記者>
はい、可決には出席議員の半数以上の賛成が必要ですが、自民改革会議は過半数の議席があるので、可決される公算が大きいです。ただ、あくまで「勧告」で法的な拘束力はなく、最終的には本人の判断に委ねられることになります。
<滝澤悠希キャスター>
では、今後の焦点は次の県議会開会ですね。
<坪内明美記者>
関係者によりますと、中山県議が当選した静岡市清水区から近く、辞職を求める請願を出す動きがあり、請願が提出されれば審議のための臨時議会を開くよう知事に求め開会することができます。早ければ再来週にも開かれる可能性も出てきています。
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