レギュラーガソリンの全国平均価格が12週連続で値上がりしています。政府の補助金が段階的に減っていることから、15年ぶりの高値水準となっています。

資源エネルギー庁によりますと、今月7日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は、前の週と比べて3円60銭高い1リットルあたり180円30銭でした。

12週連続の値上がりで180円台をつけるのは、2008年以来15年ぶりの高値水準です。

政府が石油の元売り会社に支給しているガソリン補助金を段階的に縮小していることが主な要因です。

補助率はあすから40%に引き下げられ、1リットルあたりの補助金額は12円になるということです。

調査した石油情報センターによりますと、「来週もガソリン価格は小幅に値上がりする予想だ」ということです。