19日(日本時間)に開幕を迎える世界陸上ブダペストに向けて8日、女子1500mと女子5000mの2種目に選ばれた田中希実(23、New Balance)が代表選出後、初めて意気込みを語った。

今回で3回目の世界陸上となった田中は「今までで一番の世界陸上にしたいなと思っていて、やっぱり決勝に残った上でちゃんと勝負する。1500mと5000m、2種目で選んでいただいたので出来れば両種目で決勝に残ってどちらでもしっかり入賞以上の成績を目指して戦っていく」と抱負を口にした。

「体の調子も悪くないんですけど、やっぱり精神的な部分の方がちょっと不安定というか、集中出来る日と出来ない日の差があるので、そこをしっかりもっと大会が近づくにつれて精神面の精度も上げていってトレーニングを積んできた分がハマればいい成績残せるんじゃないかな」とあと11日に迫った世界陸上に向け自信を覗かせた。

どんな姿を見せたいかと問われると「調子が整うかどうかっていうのは最後までギリギリまで分からない部分があるんですけど、どんな状態であっても自分の全力を尽くすというスタンスだけは去年とは変えずにやっていく」と力強く話した。