甲府市に建設されるリニア駅の南側エリアのまちづくりについて甲府市は民間を活用して交流や賑わいを生み出す基本方針案をまとめました。
リニア駅南側エリアの基本方針案は8日の会見で甲府市の樋口市長が明らかにしました。


対象エリアはおよそ11.5haで、この中に民間のゾーンを設けます。そして民間の活力を最大限活用し交流や賑わいを生み出す他、水素エネルギーの活用なども検討します。

またリニア駅の改札が2階にできることから南口を立体構造で結び利便性を高め、2階の床の高さを浸水想定ラインの5m以上にすることも考えています。
甲府市はこの案をホームページに掲載して意見を募り、今年秋に方針をまとめる予定です。また具体的なレイアウトや基本計画の策定などは来年度以降になります。

なおリニア駅の北側は交通の拠点となり、県が中心になって検討を重ねています。