“球児たち”の熱い闘いが、甲子園に先駆けて新潟県三条市で始まりました。
公式戦の出場機会が少ない大学1・2年生の強化を図ろうと、新潟県内外の大学が参加するリーグ戦『次世代育成大学野球サマーリーグ』です。

このサマーリーグでは、リーグ戦の出場機会の少ない下級生の強化を目的の中心とし、県内で野球教室を開くなどの「地域貢献活動」も行っています。

今年は、新潟大学・慶応大学・早稲田大学などの8大学に加え、新潟県内から7つの高校も参加しました。

【慶応義塾大学 3年 坂井那哉内野手(新潟高校出身)】
「大学の野球部の部員数はすごく飽和している状態。選手からするとユニホームを着られる数少ないチャンスになるので、みんなそこに向かってがんばっている」

慶応義塾大学 3年 坂井那哉内野手

【新潟大学 2年 阿部航太捕手(三条高校出身)】
「遠征費も自分で出さないといけないので、県外で試合をすることが難しい。今回試合をすることができて、すごくありがたいなと思います」

新潟大学 2年 阿部航太捕手


1日目となる4日は、帝京長岡高校と明治大学とが対戦。
先輩としての底力を見せた明治大学が序盤からホームランや犠牲フライなどで得点を重ねた一方、帝京長岡も2点差まで追い上げましたが、6対4で明治大学が勝ち切りました。

この『サマーリーグ』は、7日まで予定されています。