大型で強い台風6号は、来週の前半にかけて九州南部に接近するおそれがあります。
大型で強い台風6号は、きょう午後6時には久米島の北西およそ190キロの海上にあってゆっくりとした速さで東へ進んでいます。

台風は、日曜日にかけて九州の南に進んだあと、北に向きを変える見込みで、その後の進路によっては、県内は大雨や大荒れとなるおそれがあります。




(宮崎地方気象台 土屋春彦観測予報管理官)
「総雨量で、今のところ7日にかけて多いところで300ミリを超える大雨をみていますけども、そういった雨が降ると土砂災害とか中心に警戒が必要になる」

県内の沿岸では、あさって以降、海上で6メートルの波が予想され、うねりを伴った高波に警戒が必要です。

交通機関にも影響が出ていて、宮崎と神戸とを結ぶ宮崎カーフェリーは、6日と7日の便を欠航。
また、空の便は、ソラシドエアがあすの宮崎と那覇とを結ぶ便の欠航を決めています。