富山県内は4日も危険な暑さが続き、猛暑日は13日連続となりました。最高気温は富山市の秋ケ島で37.7℃とことし最高を更新。5人が熱中症とみられる症状で搬送されています。

日中の最高気温は富山市秋ケ島で37.7℃、富山で37.2℃、氷見と八尾では36.1℃など、県内10ある観測地点のうち9つの地点で猛暑日となり、富山市秋ケ島と砺波ではことし最高を更新しました。

そんな中、富山市婦中町では満開を迎えたヒマワリ畑がひろがり、黄色の大輪が夏空に映えています。

訪れた人:
「こんなに咲いていると思ってなかったのでびっくりしました」
「(午前)8時半なのに、日中みたいに暑いので、これからお昼に(外に)出るの嫌になりますね」「もう(暑さ)耐えきれないですね」

チューリップテレビが県内の各消防に問い合わせたところ、県内では午後5時までに富山市や小矢部市などで10代から90代の男女5人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されていて、このうち2人が中等症です。

富山地方気象台によりますと、この暑さは来週にかけても続く見込みで、5日の予想最高気温は富山、高岡市の伏木ともに37℃となっています。

環境省などは5日も県内に「熱中症警戒アラート」を発表することにしていて、不要不急の外出は避けのどが渇いていなくてもこまめに水分を補給するなど熱中症に厳重に警戒するよう呼びかけています。