夏休み中の子どもたちに県議会の仕事について理解を深めてもらおうと見学ツアーが開かれました。案内役は新潟県議会の議長と副議長です。
県議会の議場に座っているのは議員…ではなく子どもたち。

県内の小学校に通う4年生から6年生とその保護者、26人が参加して行われた「県議会探検ツアー」です。

【新潟新潟県議会 楡井辰雄 議長】「ランプがついている人がここへ来て、今仕事をしてますということ。知っている議員がいたら押してみてください」

子どもたちに県議会を身近に感じてもらおうと開かれたこのツアーでは、楡井辰雄 議長と青柳正司 副議長が案内役となり、議場がある議会庁舎などを見学。

普段は見ることができない議長室にも入り、子どもも、保護者も興味津々の様子です。

さらに、質問コーナーでは…
【児童は】「意見がまとまらないときはどうしますか?」

【楡井辰雄 議長】「どうしてもまとまらないときは議長裁定ということになるが、その前にお互いに意見を出し合って多数決ということで決めます」

子どもたちは議長たちの話を熱心に聞き、学びを深めていました。
【6年生は】「思ったよりたくさんの部屋があってすごかった。また、自学とかで(県議会について)調べてみたい」

【6年生は】「説明もあって夏休みにいい経験ができた」

【保護者は】「なかなかこういった議会って中を見る機会ってないと思うので、子どもより興味を持って勉強している感じだった」

案内役の楡井議長は「県議会に親しみを持ってもらえたらいい」と話していました。