断続的な大雨による高速道路での土砂災害を想定し、ネクスコ東日本新潟支社と陸上自衛隊が合同訓練を行いました。

上信越自動車道の妙高高原インターで行われたネクスコ東日本新潟支社と陸上自衛隊との合同訓練。断続的な大雨で、高速道路ののり面の土砂が崩れ車両が巻き込まれたという想定です。
陥没した地面に土のうを積んで平らにする道路の復旧のほか…
チェーンソーを使って車のドアを破壊し、車両に取り残された人を救出する訓練などが行われました。

訓練は150人態勢で行われ職員や隊員らはお互いの連携の仕方などを確認していました。

【NEXCO東日本新潟支社 上越管理事務所 小林健司 所長】
「自衛隊の作業の迅速性ですとか正確性ですとか、そういったところに関してはやはり勉強になるものはたくさんあったと考えています」

【陸上自衛隊第2普通科連隊隊長 小段雄三 1等陸佐】
「昨今、突発的な雨が地域で降っておりますので高速道路で土砂災害が起こるというのはありうる想定だと思います。互いの組織がそれぞれの能力等を理解しあえましたので非常に有意義な訓練であった」
合同訓練は年に一度行われていて、災害時に備えるために今後も続けていくということです。