大分市の中学校で4日、平和授業が行われ、生徒たちが朗読劇を通して原子爆弾が投下されたヒロシマの惨状を学びました。
大分市の稙田西中学校では毎年平和授業で読み語りボランティアの「ぽけっとの会」による朗読劇が行われています。
4日は熱中症対策でクラスごとにわかれて、原爆が投下された直後の広島市の惨状を伝える朗読劇の映像が流されました。生徒たちは爆撃に巻き込まれてから家族を目の前で失う辛さがつづられた手記を聞きながら、平和の尊さを学びました。
(生徒)「大切な人がいるので戦争で人を亡くすのはよくないと思いました」「このような戦争の話を積極的に聞いてしっかり学んで次の世代につなげていきたい」
ぽけっとの会ではこれからも朗読劇を通じて子どもたちに平和を守る思いを伝えていくことにしています。