北海道インターハイ、前日のテニス男子団体で快進撃をみせた佐土原が、3日、準決勝に臨みました。
現地からスポーツ担当・大田愛理リポーターの報告です。
(大田愛理リポーター)
「北海道一の港町、苫小牧市はホッキ貝の水揚げ量が日本一なんです!きょうは一念発起、佐土原が日本一を目指して準決勝に挑みます!」
テニス男子団体 佐土原の対戦相手は第1シード相生学院(兵庫)
ダブルス1試合とシングルス2試合のうち、2試合を先取したチームが勝利となるテニス団体戦。
宮崎県勢初のベスト4進出を果たした佐土原は決勝進出をかけて、第1シード、兵庫の相生学院と対戦しました。
佐土原のダブルスは、浅田・湯谷ペア。
序盤からコースを突く鋭いショットと、ボレーでポイントを重ねていきます。
しかし、徐々に追い上げられ、セットカウント2対0でダブルスを落とします。
一方、第2シングルスに出場の宮里琉星は、序盤、相手のショットに苦しみますが、徐々に流れを取り戻し、この豪快なショットでまず1セットを奪います。
続く2セット目も冷静なショットを着実に決め、迎えたマッチポイント。
ここで宮里はしっかりと決め、佐土原が1勝を手にします。
そして、エース対決の第1シングルスには、大岐優斗が出場。
今まで何度も戦ったことのある相手との対戦だけに気合いも入ります。
大岐は序盤から持ち味のサーブが決まり、ポイントを重ねていきます。
しかし、その後、相手の勢いから守りに入り、なかなか攻めのプレーができず敗退。
惜しくも決勝進出とはならなかったものの、インターハイ宮崎県勢初の3位に輝きました。
(佐土原 宮里琉星選手・2年)
「チームとしては負けたが、自分はしっかり勝つことができてうれしかった。来年はチームで優勝できるように頑張る」
(佐土原 大岐優斗選手・3年)
「このメンバーでやれるのは最後の大会だったので、ベスト4は全然満足はできないが、来年も(後輩たちには)頑張ってほしい」
北海道インターハイ そのほかの主な結果
弓道競技では、男子個人戦で延岡学園の若松聖高選手が準優勝。
カヌー競技では、男子カヌースプリント・カナディアンフォアで宮崎工業が、女子カヌースプリント・カヤックフォアで宮崎商業が決勝進出を決めました。
ボクシング競技では、いずれも日章学園でフライ級の圖師安蓮選手と、ライトウェルター級の吉住将丈選手が決勝進出を決めています。