ウミガメが産卵できる環境を守ろうと大分県国東市の海岸で、3日、地元の中学生らによる清掃活動が行われました。

この活動はウミガメが産卵する地元の海岸を守ろうと夏休みを利用して国東中学校が企画しました。

3日は国東市の次郎丸海岸で生徒や地元の人などおよそ40人が参加して、海岸に落ちているプラスチックゴミやペットボトルを拾って清掃活動を行いました。

次郎丸海岸では漂着したゴミや流木などの影響でウミガメの上陸が困難な環境が続いていて、2018年に産卵が確認されたのが最後ということです。

(参加した中学生)「小さいゴミが多くて見つけるのが大変でした」「ウミガメとかの環境を守るためにも日頃から小さいゴミでも取っていくことが環境問題解決の一歩だと思いました」

中学校や地元クラブでは今後も海岸の清掃活動を続けて、ウミガメの産卵を確認していくということです。