2日、俳優の高畑充希さんが自身のインスタグラムのストーリーズに投稿し、11日に全国公開を控え、自身が吹き替えを務めるアメリカ映画「バービー」をめぐる批判騒動について思いを綴りました。
高畑さんは「舞台挨拶の件、ご心配おかけしていてすみません」と率直な謝罪で書き出し、「今回のニュースを耳にした時、怒り、というよりは正直、不甲斐なさが先に押し寄せてきました」と、思いを明らかにしました。
次いで「先日までスペインにいたので、『Barbie』と『Oppenheimer』2作品の盛り上がりは肌で感じていました。映画界が盛り上がっていて素晴らしいな、と思いながら街歩きをしていたので、今回の件は本当に本当に残念です」と、欧米の空気を感じていたからこその、やりきれない思いを綴りました。
さらに「他人事ではなく考えてもらえるにはどうしたら良いんだろう、と。声を上げ続けるしかないのかな、と。モヤモヤする中で今日という日を迎えてしまいました」と、整理しきれない思いを明らかにする一方「今日登壇を辞退することも考えたのですが、来日してくれたお2人の想い、そして私自身、このBarbieという作品自体の素晴らしさはぜひ知っていただきたいな、という気持ちを消せませんでした」として「複雑な感情はありますが、今日一日、真摯につとめさせていただきたいと思います」と、本日のイベントに臨む気持ちを定めていました。
アメリカ映画「バービー」をめぐっては、バービーの髪型を原爆のキノコ雲のように仕立てたファンによる合成画像に、アメリカ側の映画公式SNSアカウントが好意的な反応を示して批判が殺到。1日には映画配給元「ワーナー・ブラザース」米国本社がメディア各社に謝罪文を公表する事態になっていました。
【担当:芸能情報ステーション】














