3回目の起訴という異例の事態ですが、大統領選、トランプ氏への逆風となるのでしょうか?ワシントン支局の樫元支局長から中継でお伝えします。

トランプ氏は起訴されるたびに自身の支持層を固め、逆風ではなく追い風が吹いているのが現状です。

共和党内で二番手につけているフロリダ州のデサンティス知事に支持が流れるかとも思われたのですが、むしろ差は開いていて、デサンティス陣営は資金集めも思ったように行っていないとの報道も出ています。

共和党内のレースだけを考えると、トランプ氏の勢いばかりが目立つ状況ですが、これまでに起訴された2つの事件とは異なり、今回の事件は選挙結果を踏みにじるという民主主義の根幹を揺るがす深刻な事件です。

当事者でもあり、次の大統領選のライバルでもあるペンス前副大統領は「憲法よりも自分を上に置く者は大統領になってはいけない」と批判的なコメントを発表しましたが、デサンティス知事は今回の起訴や民主主義についての言及は今のところみられません。

8月下旬には共和党の大統領選の候補者による討論会が開かれる予定で、ここで各候補がトランプ氏の今回の起訴や連邦議会乱入事件についてどのような考えを示し、有権者がそれをどう受け止めるのか、それが今後の流れを見るひとつのポイントとなりそうです。