山梨県産のモモを輸出する際の工程を学ぶため、高校生が山梨市の共選所を見学しました。

これはキャリア教育の一環として県立北杜高校と、台湾に果実を輸出している神奈川県の企業が合同で実施しました。

2日は北杜高校の2年生がJAフルーツ山梨の共選所を訪れ、県産のモモを台湾に輸出するために、モモに付いた枝やゴミを取り除いてから商品を選別し、梱包する作業を見学しました。

作業で最も重要なのが害虫(モモシンクイガ)が潜んでいないかのチェックで、生徒たちは緊張感漂う現場の様子を目の当たりにしていました。

高校生は:
「機械でやっていると思っていたが、一人ひとり手作業でやっていたのが衝撃的だった。」
「国際系の仕事に就きたいと思っているので、今後の進路選択に活かしていきたい。」

2日に梱包されたモモは早速、台湾に空輸され、早ければ3日に現地のスーパーに並ぶということです。