静岡県は8月2日、西部保健所管内の50代の男性がマダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」に感染したと発表しました。
県によりますと、50代の男性は7月17日から発熱、発疹の症状があり、22日に医療機関を受診し、26日から入院しました。検査を行ったところ、31日に「日本紅斑熱」と確認されました。男性はマダニに咬まれた自覚はないということですが、自宅の庭で作業をしていたことから、マダニにかまれたことによる感染だと推定されます。患者の男性は現在も入院中ですが、快方に向かっているということです。
「日本紅斑熱」は、病原体をもつマダニにかまれることで感染し、高熱や発疹の症状が出て、重症化した場合は死に至ることもあります。県内では2023年に入って5例目です。2018年以降、今回を含む39例が確認され、そのうち死亡例は2例です。
マダニの活動は秋まで盛んといわれていて、県は、野山や草むらに入る場合は、長袖や長ズボンを履いて肌の露出を少なくするなど注意を呼び掛けています。
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