広島と長崎に原爆が投下されて78年目の「原爆の日」を迎えるのにあわせて、戦争の悲惨さや平和の大切さについて考えてもらおうと、原爆写真のパネル展が2日、岩手県盛岡市で始まりました。

 このパネル展は、78年前の8月6日と9日に広島と長崎に原爆が投下された「原爆の日」に合わせて、盛岡市が毎年この時期に開催しているものです。会場の一つとなった盛岡市愛宕町の中央公民館には、原爆の被害を伝えるパネルやポスター28枚が展示されています。展示では、原爆ドームの前で食べ物に困り雪を食べる子どもたちの姿などが紹介されています。また会場では平和を学ぶクイズ形式のポスターも展示されています。このパネル展は盛岡市の都南図書館と姫神ホールでも開かれていて、今月16日まで開催されています。