子どもたちにとって待望の夏休み。大阪にあるテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」も連日大賑わいです。
盛り上がるパークを取材すると、「地方採用」という新たな人材確保の形が見えてきました。背景にあるのは人手不足、そして2年後に迫った大阪・関西万博です。

大阪府のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで、1年のうちで最も盛り上がるのがサマーシーズン。
中でもこの夏注目なのが、暑さも吹き飛ぶびしょ濡れイベント「スーパーマリオ・パワーアップ・サマー」です。
大人気ゲーム・スーパーマリオのキャラクターが大集結!ゲストはびしょ濡れになりながら大はしゃぎです。

埼玉県から来た客
「すごい濡れました!やばい。やばいです。最高です。最高に楽しいです!」
富山県から来た客
「楽しいです!また来たい!」

こうした水かけイベントを行うのは、実に4年ぶり。
新型コロナの流行パークに大きな打撃を与えましたが、様々な規制の緩和で元のにぎわいを取り戻しつつあります。

パークを運営する ユー・エス・ジェイ 人事部 大河原貴信 課長
「おかげさまで、こちらが予想していた以上にゲストの方にお戻りいただいていて、肌感覚だが本当にコロナ以前の勢いに戻りつつあるではないかなと考えています」

お昼時。にぎわっていたのは、アメリカ・ニューヨークのアイリッシュパブをイメージしたレストラン「フィネガンズバー&グリル」です。

アルバイトクルー 陶山真人さん
「スロンチャ!スロンチャ!スロンチャー!ありがとうございまーす!」

アイルランド語でゲストと乾杯するのは、新人アルバイトクルーの陶山真人さん(26)です。

陶山さん、実は…