レギュラーガソリンの全国平均価格が15年ぶりの高値水準となりました。政府の補助金が段階的に減っていて、11週連続での値上がりです。

資源エネルギー庁によりますと、先月31日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は、前の週と比べて1円90銭高い、1リットルあたり176円70銭でした。

11週連続の値上がりで176円台を記録するのは、2008年以来およそ15年ぶりの高値水準です。

政府が石油の元売り会社に支給しているガソリン補助金を段階的に縮小していることが主な要因で、経産省は、補助金がない場合のガソリン価格は、来週時点で186円30銭に達すると予測しています。

補助率は先週から50%に引き下げられていて、1リットルあたりの補助金額は、あすから9円10銭になるということです。

調査した石油情報センターによりますと「来週もガソリン価格は値上がりする予想だ」ということです。