6月10日から予約が開始される“都内旅行割”「もっとTokyo」宿泊は1人1泊5000円・日帰り旅は1人2500円割引されます。他にも東京の“島”限定で使えるプレミアム付き宿泊旅行商品券「しまぽ通貨」も登場!「もっとTokyo」と併用すると1泊最大8000円割引に!さらに全国に目を向けると、自治体が独自に行っている「旅行割引」続々登場。北海道・長崎など今年の夏はお得に旅行ができるチャンスです!

■「18歳以下でさらに1000円引き」6月10日から予約開始“都内旅行割”の条件は?


日比麻音子キャスター:
6月10日の金曜日から、都民が東京都内でお得に宿泊や日帰りができる「もっと Tokyo」が始まります。6000円以上の宿泊旅行で1人1泊5000円の割引。3000円以上の日帰り旅行で1人1回2500円の割引ということになります。

そして小池百合子東京都知事は「コロナ禍で家族旅行を控えたり、修学旅行・遠足なども中止になるなど、子どもさんにとっても色々な思いを抱いてこられた」と話しています。

「もっと Tokyo」では2004年4月2日以降に生まれた人。つまり現在の学年で高校3年生よりも下の年齢の子ども達は割引金額が1000円上乗せになります。対象は都民のみで、「3回目のワクチン接種証明」または「PCR検査などでの陰性証明」というのが条件となっています。

小池都知事はさらに「トライアルとして(期間は)6月10日~7月31日で25万泊分を準備している」と話しています。この「もっと Tokyo」と併用して、さらにお得になるというサービスもあります。

■東京の島、青梅に奥多摩への旅行でさらにお得に!


まずは東京の11の島で使える「電子しまぽ」というものがあります。スマートフォンで使うんですが、こちらも6月10日の正午から販売が開始されます。7000円で「しまぽ通貨」を購入すると、宿泊施設で利用できる3000円分に加えて、レストランやお土産の購入などで使える7000円分の「しまぽ通貨」がゲットできる。つまり7000円で購入するので3000円お得になるわけです。「もっと Tokyo」と併用すると、1泊につき5000円の割引になりますから最大で8000円の割引が受けられるというもの。

さらには、青梅や奥多摩のエリアで使えるこんなサービスです。スマホアプリ「TAMa―GO青梅・奥多摩」の会員登録をすると、バスやケーブルカーなどのお得なチケットを事前に購入できたり、1000円で1100円分使えるグルメ&お土産チケットがゲットできたり、さらには日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)や櫛かんざし美術館など10カ所どこでも行き放題のミュージアムパスを大人1000円で購入できます。この日原鍾乳洞は通常だと大人800円、櫛かんざし美術館も一般で600円、合わせて1400円。このパスは1000円で購入できるので早速お得なチケットとなっています。


ホランキャスター:
キャンペーンがいろんなところで始まっていますが、松本さんはどうお考えですか?

国際医療福祉大学 感染症学講座 松本哲哉主任教授:
医学界でもだいぶ状況が変わってきています。いろんな学会等で講演なども頼まれていて、以前はリモートでの講演だったのですが、6月は「直接(会場に)来てください」と、だいぶ変わってきている。四国、九州、北海道、それぞれ直接行って、講演するという形になってきています。ある意味、以前とは考え方がだいぶ変わってきてるんだろうとは思います。旅行も前に比べればもっと行きたいという人たちを後押しするような形になって良いとは思います。ですが、せめて感染対策の部分だけは気をつけながら楽しんでください。

ホランキャスター:
感染対策は皆さん生活の一部になりましたからね。

井上貴博キャスター:
もちろん変異株が確認されたら話は変わってくると思うんですけど、4回目接種が進んでる中で、オミクロン株についてのリスクというのは医療界ではどう捉えていますか?

松本教授:
オミクロンは明らかに感染力は強いです。ただし、ワクチン接種されてる方に関しては、かなり重症化しにくいと思います。ただ表にあまり出てこない後遺症の部分もあります。決して「かかってもいいよ」というレベルのところまで落ち着いてるわけじゃないです。今後オミクロン株の中での変異株が増えていく分にはまだいいですが、新たな変異株が出てきたら、その時はしっかりと対応を変えなきゃいけないんだろうとは思います。